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ポラック

1208 県域フォーラム

2024年12月8日 令和6年度 地域連携協働事業創出事業 県域フォーラム「こどもの未来を考える」が開催されました。その一環で、茨城県県北生涯学習センターが主催する第2部分科会では、「ショウガイのある子どもたちの生涯学習」についてテーマを設けられました。

はじめに茨城県立北茨城特別支援学校長 横山ふさみ先生と日立ゆうゆうクラブ まとめ役 近藤友子様に事例発表をいただき、質疑応答後は参加者の皆さまとグループに分かれて情報交換を行いました。その時の様子をレポートします。03情報交換に記載した内容はごく一部ですが、会場ではさまざまなアイデアが飛び交いました。こうした機会や場を設けること、そして多様な関係者が繋がり対話を継続することの重要性を再確認しました。

手

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​子どもたちの力でわくわくするまちづくり

北茨城特別支援学校では、市や県の地域行政や地域企業と連携し、「芸術」をキーワードに地域と学校が課題を共有し相互に関わることで、誰にもやさしいまちづくり(共生社会)の実現のため積極的に取り組まれています。横山先生の当日のご発表資料はこちらよりご覧頂けます。​

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​なぜ芸術なのか

「身体的・感覚的に楽しめる(情動的知覚を働かせる)芸術科目[図工美術・体育・音楽]は子どもの内面や生活を豊かにする」と定義されるそうです。

私たちにとって豊かな暮らしとは、社会とのつながりがある生活。つながる人や場があることが安心感をもたらします。また、没入して(身体的・感覚的に楽しんで)活動したものは、人に見せたい(社会とつながりたい)という感情が高まり、自己の存在が確かなものになるそうです。

花器
ランダムオブジェクト

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日立ゆうゆうクラブの活動を通して

ゆうゆうクラブは、学校を卒業した子どもたちやその親の集いの場として発足し20周年を迎えます。毎月第一日曜を活動日とし、市内小学校の体育館やグラウンドでのアクティビティや、県外への小旅行、生涯学習センターの一室を貸し切りクリスマス会を実施するなど、魅力的な活動をさまざま展開されています。

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​情報交換

近年よく耳にするようになった「ウェルビーイング」とは、みんなが気持ちのいい状態のことをいうそうです。そんな状態を誰もが実現するために、ショウガイのある子供たちが、地域で学び、働き、幸せな暮らしを実現するためには、どのようなニーズがあるのでしょうか。参加者の方々と意見を出し合いました。

・早期教育の機会

・心地のいい、安心できる居場所づくり

・地域のアクティビティや支援策の活用

​・親御さんへのサポート、集いの場創出

・情報発信の強化

火災
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